こんにちは。
今回は、ブロガー界隈で人気の本、「沈黙のwebライティング」のレビュー。
下記のような方にオススメの本です。
- わかりやすい文章を書きたい
- 検索エンジンに評価される文章を学びたい
- SEOの基本をしっかり勉強してサイトへのアクセス数を上げたい
「人気みたいだし、とりあえず読んでみるか〜」
と思って読んでみた私を思いっきりほめてやりたいくらい有益です。
沈黙のwebライティングを読むことで身につく事は大きく二つあります。
- SEOを意識したコンテンツの作り方
- 読みやすく、読者の感情に訴えかける文章の書き方
初心者ブロガーに必須のスキルですね。
実践することで、サイトのアクセスアップにつなげられますので、ぜひご活用ください。
詳しく解説していきます。
目次
沈黙のwebライティングのストーリーあらすじ
須原にある温泉旅館の「みやび屋」。
若女将と弟で切り盛りするが、経営不振が続いていた。SEOをかじった弟がweb集客に力を入れるが、なかなかうまくいかず。
そこに現れたのは、謎のwebマーケッター「ボーン片桐」。
ボーン片桐からSEOコンテンツマーケティングを学びながら、旅館の経営を改善させていく。
旅館の経営再建という、わかりやすいストーリーの中で必須のSEO対策スキルを学んでいきます。
目次
- EPISODE 01.SEOライティングの鼓動
- EPISODE 02.解き放たれたUSP
- EPISODE 03.リライトと推敲の狭間に
- EPISODE 04.愛と倫理のオウンドメディア
- EPISODE 05.秩序なき引用、失われたオマージュ
- EPISODE 06.嵐を呼ぶインタビュー
- EPISODE 07.今、すべてを沈黙させる...!!
- EPILOGUE 沈黙のその先に
とまあ、なんのこっちゃわかんない感じですが、内容はまともなのでご安心ください笑
ここがすごい!沈黙のwebライティングの特徴
SEOに関する本は多数ありますが、その中でも人気のこの本。
人気の秘密に迫ります。
会話形式でとにかく読みやすい
SEO関連の本は、内容や専門用語がむずかしいものが多いです。
でもこちらはこんなかんじ。
会話形式なので、すごく読みやすいんです。
「本読むの、苦手なんだよね…」という方でも、スッと内容が入ってきますよ。
現物はびっくりするぐらい分厚いんですが、あっさり読めちゃう感じです。
それでいて、内容がしっかりしてるから最高。
各章のまとめが秀逸
会話形式の各章の最後には、このようなまとめページが10ページほど用意されています。
その章で学んだことを振り返り、深堀りしていくんですね。
ここの説明がわかりやすく、より深く理解することができます。
スラーっと流して読んで、ここで改めて復習するイメージです。
各章で学べること
簡単に解説していきます。
1.SEOを意識したコンテンツを作るカギ
“SEOを意識する=Googleを意識する”ということです。
googleは検索エンジンの90%以上のシェアをとってますからね。
Googleに評価されるコンテンツの作り方が学べます。
2.商品を選んでもらえるコンテンツの作り方
USPを打ち出し、商品を選んでもらう。
USPをハッキリ伝えることによる、さまざまなメリットが分かります。
比較系コンテンツを作る際にも役立つやり方です。
3.わかりやすい文章を書くためのポイント
文章を読んでもらうためには「共感を誘発する」ことと、「見やすい、読みやすい」ことが大事です。
行間、改行の付け方、漢字とひらがなのバランスなど、詳しく解説されています。
ライティングについて、もっとも踏みこんで書かれた章で、個人的にも一番勉強になりました。
4.論理的で信頼性のある記事の大切さ
ターゲットが求めていることを徹底的に考え、論理的に答える。
それが、SEOの評価にもつながります。
また、誰が書いているか、という信頼性も大事です。
5.サイトに必要なSEO思考
ユーザーを導く内部構成を作る「内的SEO」と、被リンクなどによる「外的SEO」の重要性が解説されています。
Google Analyticsの効果測定による、記事のブラッシュアップのやり方なども学べます。
6.SEOに強いライター像とは
SEOを意識したライティングで重要なのは検索ユーザーの検索意図にあっていること。
求める専門的な情報を、どこよりもわかりやすく解説することが大事だと書かれています。
7.バズにつながるコンテンツ作成のコツ
SNSでの拡散につながるための施策が解説されています。
拡散されやすいアイキャッチ画像とはどのようなものか。
例が多く載っていて、勉強になります。
沈黙のwebライティングまとめ
ハッキリ言って、初心者ブロガーは絶対読んだ方がいい良書です。
¥2,200とそれなりにしますが、それでも全然安いと思えますね。
なぜなら、これ一冊で、webコンテンツにおいて非常に大切な”SEOに強いライティング“が習得できるからです。
今後に向けての強力な武器となります。
普段、読み終わった本はすぐ売る私ですが、これは売れませんでした。
PCのそばに置いておきたいのです。
ブログが伸び悩んだとき、思い通りのライティングができないとき、もう一度この本を頼るでしょう。
ちなみに、会話部分は以下のwebサイトで無料で閲覧できます。
沈黙のwebライティング-webマーケッター ボーンの激闘-
ただし、解説部分は本にしか掲載されていませんので、しっかり学ぶなら本の方がオススメです。
webライティングスキルを磨きたい方は、ぜひ読んでみてください。
それでは。