- ジャム理論とは?
- アフィリエイト商材がなかなか売れない
今回は、こんな悩みを解決します。
ジャム理論とは、選択肢が多いと、人は選択そのものをやめてしまうというもの。
マーケティングにもよく使われる理論です。
ジャム理論をアフィリエイトに応用すると、商材の売れる確率(成約率)を大幅にアップできます。
記事の内容
- ジャム理論の解説
- ジャム理論のアフィリエイトへの応用
- HARMの法則の解説
目次
ジャム理論の解説
ジャム理論とは、コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授の実験で明らかになった、選択における人間の特性です。
ちなみに、シーナ・アイエンガー教授はこんなお方。
1969年、カナダのトロントで生まれる。両親は、インドのデリーからの移民で、シーク教徒。1972年にアメリカに移住。3歳の時、眼の疾患を診断され、高校にあがるころには全盲になる。家庭では、シーク教徒の厳格なコミュニティが反映され、両親が、着るものから結婚相手まで、すべて宗教や慣習できめてきたのをみてきた。そうした中、アメリカの公立学校で「選択」こそアメリカの力であることを繰り返し教えられることになり、大学に進学してのち、研究テーマにすることを思い立つ。スタンフォード大学で社会心理学の博士号を取得。現在、ニューヨークのコロンビア大学ビジネススクール教授。
出典:Amazon.co.jp
私たちの日常生活と密接な関係にある「選択」の研究を行う教授です。
で、今回の実験がこちら。
☑️実験の内容
スーパーに24種類のジャムと6種類のジャムをそれぞれ陳列し、どちらがより売れるか
まず、試食した人の割合はこれくらいでした。
- 24種類のジャムを陳列したブース→60%
- 6種類のジャムを陳列したブース→40%
種類の多さが目を引き、24種類のブースの方が集客力がありました。
ここは想像通りですね。
では、実際に買ってくれた人の割合はどうだったのでしょう。
結果は以下の通り。
- 24種類のジャムを陳列したブース→試食した3%が購入
- 6種類のジャムを陳列したブース→試食した30%が購入
なんと、選択肢が少ない方が10倍も多く売れたのです。
この実験により、選択肢が増えると人間は選択そのものをやめてしまうというのが明らかになりました。
これが、ジャム理論です。
ジャム理論のアフィリエイトへの応用
アフィリエイトへの応用だと、比較サイトの商材数や、ランキングの数に当てはまります。
「ランキングTOP20」とかになると、ボリュームがあって見応えはありますが、選ぶのがストレスになり、離脱率が高まります。
具体例
プロテイン
- オススメのプロテイン20選
- 体を大きくしたい人にオススメのプロテイン厳選5選
- ダイエットしたい女性にオススメのプロテイン厳選5選
ターゲットと選択肢をしぼる方が、選びやすいですよね。
これを意識して記事を作ると、成約率がグッと上がります。
また、ターゲットをしぼる際に効果的な法則があるのでご紹介します。
HARMの法則
メンタリストのDaigoさんが、書籍「人を操る禁断の文章術」で提唱したHARMの法則。
Daigoさんのメンタリストとしての経験上、人の悩みの9割は「HARM」(ハーム)の4文字に集約され、分類できると考えているそうです。
Health 健康、美容
Ambition 夢、将来、キャリア
Relation 人間関係、結婚、恋人、会社
Money お金
さらに、これに年代を組み合わせると、より詳しく悩みを想像することができます。
例えばHEALTH。
10代の頃の悩みはダイエット、肌荒れ、身長など外見にまつわるものが中心だと想像できます。
それが20代になるとどうでしょう。
20代になると仕事のストレス、疲れからの肩こり、腰痛に悩むかもしれません。
そして30代には運動不足、肥満、40代では内科系の病気が心配になるなど、悩みは変化していきますよね。
このように、悩みと年代を組み合わせると、読者の求める物が見えてきます。
その答えを元に、選択肢をしぼることが大事です。
まとめ
マーケティングで注目されているジャム理論について解説しました。
アフィリエイトに取り入れることで、離脱率の低下、成約率の向上が期待できますので、ぜひ取り入れてみてください。
ジャム理論について、詳しくはこちらをご参照ください↓